市販される睡眠薬の選び方は?

睡眠改善薬

2~3日眠れていない
寝不足状態が続ている
なかなか寝付けない
ストレスがひどく、眠れない

といった悩みを抱えていませんか?
ただの寝不足状態だったはずが、いつの間にかあまり眠らない生活になっていたなんてことは夜更かしさんなら経験したことがあると思います。

しかし睡眠薬には頼りたくないといった葛藤を抱えている人もいるはず。

そんな人におすすめしたいのが、睡眠改善薬です。

マツモトキヨシやウエルシアやツルハ、コスモス薬品といった薬局はもちろんのこと、ネット通販が当たり前になっている楽天やamazonでも気軽に購入できます。

睡眠薬と睡眠改善薬は何が違うのか?また、睡眠改善薬に適している人とはいったいどんな人なのか?といった疑問を本記事で解決していきましょう。

市販されているのは睡眠改善薬で睡眠薬ではない

市販される睡眠薬
睡眠薬と睡眠改善薬の違いは、病院処方か薬局で購入できるかです。
睡眠薬は病院で、睡眠改善薬は薬局。

もちろん効果も異なり、適応者も違います。

市販される睡眠改善薬は、一般医薬品なので不眠症を抱えておらず、一時的な不眠症状に悩まされている人に最適です。

効果は、風邪薬に似ています。
風邪薬を飲んだ後「眠いなあ」と感じた経験ありませんか?
その効能を採用しているのが睡眠改善薬なのです。

睡眠改善薬は抗ヒスタミン作用があり、かゆみやアレルギー反応を改善するように効果を発揮します。
その際に副作用として眠気を生じます。
眠気の副作用をうまく活用し、一時的な不眠を解決するのです。

そのため、風邪薬とアレルギー薬を飲むときは睡眠改善薬と併用しないように気をつけましょう。

こんな人におすすめ

市販で購入できる睡眠改善薬は、一時的な不眠症状に悩まされている人に最適です。

たとえば
・連日夜更かしが続いている
・頭がさえて眠れない
・ストレスで神経が高ぶっている

といった人は睡眠改善薬を試す価値があります。
睡眠改善薬を使用する人の条件としては、不眠症ではない人です。
また成人であり、医薬品、アルコールを常用していない人に限ります。

目的別にチョイスする!睡眠改善薬の選び方

目的別睡眠薬

睡眠改善薬にはどのような種類があるのでしょうか?
いざ購入しようと薬局へ行っても、種類が多すぎて選べないなんてことはよくあります。
お店でじっくりと考えるのもいいですが、前情報は得ておきたいですよね。

そう感じている人は、下記で紹介する睡眠改善薬の種類をチェックしていきましょう。

また、市販される薬の中には睡眠改善薬のほかに漢方薬もあります。

睡眠改善薬

睡眠改善薬で一番有名なのは、エスエス製薬が製造・販売しているドリエルです。
「いい目覚めはいい眠りから」をキャッチコピーとして掲げ、日本で初めて認可が下りた睡眠改善薬ともいわれています。
販売当初は爆発的に売れ、エスエス製薬の売り上げは6億越えたというウワサもあったほどです。

ドリエルは、一時的な寝付きの悪さや眠りの浅さを改善する薬。
とくにスマホやパソコンを1人に1台持っているといっても過言ではない現代では、眠れないという問題を抱えがちです。

そんな時に役立つのがドリエル。
不眠状態が2~3日続くようであれば、一度は試してみたい薬ですね。

ドリエルのほかにストレスによるドキドキ感やイライラを改善してリラックス効果をもたらす、ウット。
大正製薬が製造・販売するネオディといった薬もあります。

自分に合った薬を選び、不眠状態を解決しましょう。

漢方薬

睡眠に関するお悩みを解決するには、漢方薬という手法もあります。
漢方薬は東洋医学のひとつで、不眠症状そのものの原因を取り除くように働きかけます。
眠れない原因は人によってことなりますが、主にストレスや肉体的疲労による気のめぐりが原因だといわれています。
その原因を改善するよう働きかけるのが漢方薬なのです。
商品名はアロパノールや漢方ナイトミン、ホスロールSなどがあります。

漢方薬の特徴は、強制的に眠気をもたらすのではなく原因を取り除く働きをすることから自然な眠りを求めている人に最適です。

市販薬が合わないと感じた時は病院へ

病院へ

市販薬は一般医薬品ですが、やはり身体に合う・合わないは個人差が生じます。
そのため、以下のような症状が生じた場合は迷わず医療機関へかかりましょう。

・長時間、または翌日まで眠気を引きずっている
・飲んでも効果を実感できない
・副作用をひどく感じる

合わない市販薬を使い続けても病状が快復へと向かうとはいえません。
また、副作用を顕著に感じた場合は使用を中止して医師による診察を受けたほうがいいでしょう。

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