睡眠薬は海外通販以外でも購入可能であるということを前回のコラムで紹介しましたが、そもそも海外の睡眠薬は日本人にとって安全なのでしょうか?
体格や生活習慣、食べるものが違う私たちが安易に海外の睡眠薬を服用してもいいのかという疑問を感じる人もいるはずです。
本記事では、海外通販で購入した睡眠薬を飲んでも安全なのか?について紹介していきます。
安全かどうかは飲んでみないと分からない?!
前回の記事では、海外通販で睡眠薬を購入する場合はすべて自己責任であるということをお伝えしました。
自分に合っている薬なのか、はたしてそうではないのかも自分で下調べする必要があり、国内の医療従事者とは相談しにくいというお話でしたね。
その点を踏まえると、購入した睡眠薬が安全に飲める薬なのかは、本人が服用するまでは不明なままといえます。
また、効果に関しても同じことが言え、服用してみないことにはハッキリとは分からないのです。
医学的な視点から単純化して見てみると、たとえばルネスタと同じ成分を配合しているハイプナイトは安全かもしれません。
ハイプナイトに配合されるエスゾピクロンは、日本の医療機関でも認可が下りている成分です。
日本でルネスタを処方された経験があるのであれば、同じ成分を配合しているハイプナイトを飲んでも問題はないといえます。
では海外通販で購入するという視点で客観視するとどうでしょうか?
海外通販を運用しているサイトは、ネット上に数多くあります。中には詐欺サイトも存在しているといわれており、偽薬をつかまされる可能性も多いにあります。
偽薬の場合はどのような悪影響を身体にもたらすか不明。
何も影響がない人もいれば、お腹が痛くなったり頭が痛くなったりと様々な症状を発現してしまう人もいます。
その点を熟考すると、海外通販で購入する睡眠薬は100%安全ではないかもしれないといえます。
睡眠薬は飲み方で安全かどうかが決まる?
睡眠薬は飲み方で安全かどうかが左右される医薬品でもあります。
日本でもらった薬だから、海外通販で買った薬だからとは別で、飲み方次第で安全性が変わるというわけ。
ルネスタとハイプナイトのように、成分が同じであればなおさらのことです。
乱用目的で使用したり、漫然と服用したりするのは危険行為。
また、お酒で睡眠薬を流し込む行為も危険です。
安全に使用するためにも、国内処方の薬であれば医師の指示に従い、海外通販で購入した薬であればきちんと下調べをして服用方法を守りましょう。
海外薬=危険とは言い切れない?
日本人の私たちからすれば、外国の薬=危険な香りという風にきこえますよね。
しかし、それだと外国人は常に危険な薬を飲んでいるということになってしまいます。
外国人の視点からすれば、日本の薬を飲むのも勇気が必要かもしれませんよ。
そのため、海外通販で購入できる薬=危険とは言い切れなのが現状です。
2020年から世間を騒然とさせている感染症のワクチンも、今のところすべて海外製ですよね。
海外は新薬の開発に長けているという長所もあるので、安易に危険と言い切れません。
もちろん、購入の際には信頼できそうな海外通販サイトを利用するのも重要なポイントです。
海外通販の中には詐欺サイトもあるとウワサされているため、きちんとネットユーザーから信頼を得ているサイトで睡眠薬を購入したほうがいいといえます。
または、睡眠薬の商品ページ内に記載されるメーカー名を調べ、どのような製薬会社が製造しているのかを自分自身でチェックするのもひとつの手法です。
今はGoogle翻訳なるものがありますから、英語記載であったとしてもなんとなくはメーカー情報が知れるかもしれません。
アルコールやタバコの方がよっぽど危険といわれる理由
医学的観点からみると、海外製薬を使用するよりも依存性が非常に高いアルコールやタバコに頼っている生活の方が健康を害すると言えます。
ご存じの通り、アルコールやタバコは嗜好品として非常に人気ですが、依存性が高く、健康を害する一因です。
肺がん、アルコール依存症、生活習慣病へと繋がり、まさに百害あって一利なしの嗜好品といえます。
タバコやアルコールをあんなにも美味しそうにアピールしているのは日本だけ。
お酒にゆるゆるなイメージのあるアメリカでさえ、公共の場ではお酒を飲んではいけないという法律があるほどなのですよ。
しかし、日本では缶ビールやチューハイを片手にぶらぶらしている人もいますよね。
少し話がそれましたが、海外医薬品よりも身近にある嗜好品の方がよっぽど安全ではないということも念頭に置いておきましょう。